2017.12.9-10大同心大滝、クリスタルタワー

日付 2017/12/9(土)-19(日) 天候 晴れ  参加 穴井(CL)、塚越(日のみ)、宮崎(投稿)


前の週に阿弥陀北西稜行ったときに、遠目に謎の滝が見えました。
あれはどこの滝だろう?と思ってたら、帰宅後に、クリスタルタワー(アイスクライミングの対象としては八ヶ岳最難の滝)が繋がっている、との情報が鉱泉のブログに載ってたと穴井君に聞き、行ってみることになりました。

初日の土曜日は、これもネットの情報で写真を見て登れそうかなぁと思った大同心大滝へ。
大滝へのトレースはなく、この日は私達貸し切り!?


ただ、 滝の上部は明らかに氷は薄そうでした。
一段超えた辺りまでは、取り合えず私のヘボいリードで。その後は穴井君にリードしてもらいました。



登っている写真がなくて申し訳ないのですが、穴井君は、氷も薄くて悪そうなラインを、アックステンションもなく登っていました。
分かってはいますが、流石です。
登られた痕跡がなかったようなので、今シーズン初登ではないかと!?
私もフォローで登らせてもらいましたが、悪い悪い。




その後、後続が来たので、彼らが登り終わるのを待って、トップロープで遊んで帰りました。
そして、翌日は、クリスタルタワーへ!
土曜日に駐車場で会った、某エキスパートクライマーの方にアプローチを聞いておいたおかげと、トレースもあったおかげで、迷わずクリスタルタワーにたどり着けました。
(クリスタルタワーの話を家でしたら、旦那様にはFFの世界みたいだね、と言われましたが、私にはFFの世界がよく分からず。)






見た目、いかついです。
こんなの登れるの?と思いました。


もちろん、穴井君リードで。
ロープの結び目の関係上、塚越さんはアッセンダーで。


最後に私もトップロープでやらせてもらいましたが、見た目ほどは難しくなかったです。
強いて言えば、手前の氷に乗り移るところぐらいでしょうか。(偉そうにに言ってますが、もちろん、トップロープでやる分にはです。)
クリスタルタワーには、情報を聞きつけたクライマーが終結していたので、一人1本づつ登って鉱泉まで戻りました。
そして、鉱泉ではナイスグットタイミングで瀬沼さんと久米さんが現れ(そして、なぜがシングルロープも2本持ってきていただいていて…)、便乗でアイスキャンディで遊ばせてもらいました。
阿弥陀北稜組も合流して、安井さんは初アイス!


参加の皆様、ありがとうございました。




2017.12.3-4 阿弥陀北西稜線、ジョーゴ沢乙女の滝

日付 2017/12/3(日) ~4(月)天候 晴れ  参加 宮崎(CL、投稿)、穴井、海保(3日のみ)、他1

冬山始めの八ヶ岳に行ってきました!
初日は、阿弥陀北西稜。
八ヶ岳西面のルートでは、まだ行ったことのない憧れのルートだったのですが、記録を見ると核心部は結構難しいらしく、私で越えられるかな…とずっと自分から計画することには二の足を踏んでたのですが、今回はツヨツヨなメンツが同行してくれるということで、このチャンスに!と思い、リクエストしました。

日曜日は、いつもより早く4時に美濃戸の駐車場を出発。
北西稜取りつきに着いたのは、 7時頃だったかと思います。
荷物をデポし、登攀具だけを持って出発しました。


取りつきからはずっと急斜面が続きます。今回、雪が深くなかったのが幸いでしたが、ラッセルになると大変そうな斜面です。
意外とこの急登が長く、今回同行したTさんは途中でペースダウンしてしまい、残念ながらテントに戻ることに…。(すみませんでした…。)
Tさんが引き返した辺りから、ちょっと登ったところが、2級のリッジでようやくクライミングらしくなってきました。
リッジはロープ出さないでさっさと行ってしまいましたが、ちょっと落ちたらヤバそうな感じでした。
リッジの先から3ピッチがクライミング。


核心の3ピッチ目はドライが得意だという海保さんにお譲りし、私は1ピッチ目 。
出だしの部分にはところどころボルトが打ってあるが、上に行くと何も無くなり、ちょっと緊張しました。
度胸のある人はノープロでも行けるのでしょうが、私は岩や灌木でできるだけ支点を取りビレイ点まで。
ビレイ点の先にはには先行がいました。
直上ルートを登ってるみたいですが、悪いらしく時間がかかっていました。
私たちは左に回り込みスラブへ行くので、2ピッチ目は、穴井君が斜面をトラバース。


3ピッチ目はいよいよ核心ピッチを海保さん。もしろんフォールすることなく、ドライも交えたフリーであっという間に抜けて 行きました!(下からはとっても簡単そう登ってるように見えた。)
私もドライで挑戦。でも、この日はコンディションが良すぎたみたいで、アイゼンを乗せるスタンスも、ピックを引っ掛けるホールドもしっかりあって、フォローだったのもあって、快調に登れました。


そのまま阿弥陀山頂へ…


こんな感じで、天気もコンディションもよくて、阿弥陀北西稜は楽しく登れました。
穴井君と海保さん、同行していただき、ありがとうございました。


中岳沢を下り、デポした荷物を回収し、この日は行者にテント泊しました。
普段の土日の喧騒が嘘のように、テントは3張りぐらいで閑散としてました…。
そして、夜は私のリクエストでステーキ!(肉はきっと鉱泉のよりいい肉です)を食し、普段より早め就寝するも、翌日は3時30分に起きるつもりが起きたら6時!?でのんびりスタートで、ジョーゴ沢へ行きました。

この日は月曜ということもあり、アイスエリアも貸し切りでした。
乙女の滝は、前日相当登られたらしく、滝にはボコボコの登り易そうなラインも。


まず、穴井君が登り易そうなラインをリードで。


次に左側の被りの乗越のあるラインも穴井君リードで(6級ぐらい?)。
最後に右側のカンテのラインも穴井君リートでしたが、どのラインもアックステンションを入れることなく登ってました。
本人は体が重いと言ってましたが、シーズンしょぱなから絶好調だと私は思いました。
私は全てトップロープでやらせてらいましたが、おかげでシーズン初めのいいトレーニングになりました。ありがとうございました。
今年は、私も負けないようにアイスのレベルアップを頑張ろうと心に決めました!

城ケ崎 あぶなね,かんのんがね

日付 2017/12/2  塚越,武藤,穴井,安井,竹沢(記)

まだ行ったことのないエリアに行こうということになった。
まずはあぶなね。



イガイガねの駐車場に車を止め,約10分程度歩くと,看板がありそこを降りる。

風はないが,日もそれほど当たらない。100岩場に載っていないだけあって,貸し切りだった。
 
対岸ハンド(5.7),ハンドバチ効きで面白いが短い
 
電光クラック(5.7),簡単なのだが中間が広くプロテクションを考える
 
対岸フィスト(5.9),上部が広い
 
トロピカルフィッシュ(5.10b),このエリアのクラックで一番難しい。穴井さんはOS。
下部が細く,できるだけ上にスモールカムを入れ,ランナウト気味に上部のハンドを取るが,思い切りが必要。まあこのエリアで一番面白かったかな。
比較的簡単なグレードがあるエリアだった。
 
 
 
ルート数は少ないので,午後はかんのんがねに移動。
かんのん浜をまっすぐに進み,左に行くと小さいエリアがある。
 
 
かんのんクラック(5.10a),上部がワイドで落ちた。
そこそこ面白い。
 
 
パットホール(5.10d),穴井さんでも苦労していた。
 
マルトクラック(5.9),ハンドバチ効きで快適。短い。
 
 
今回の2か所とも小さいエリアだったが,一日楽しめました!
 
 
 

2017.12.2 八ヶ岳 裏同心ルンゼ〜大同心南稜

日付 2017/12/2(土) 天候 晴れ 参加 瀬沼(CL)、久米、海保、山口(投稿)
アルバム :https://photos.app.goo.gl/IEYACcMxH0CkhBzg1



ちょうど1年前に行った裏同心ルンゼが楽しかったので今年もアイス始めとして行ってきた。

裏同心ルンゼはロープを出さないルートと聞いていたが昨年は何回かロープを出してもらったので、今年はフリーソロでやるぞ、と内心意気込んでいた。


日帰り装備で非常に荷が軽く、1時間ちょっとで赤岳鉱泉へ到着。

荷が軽いと思っていたら私がアイゼンを忘れるという大ポカをやらかしたが、瀬沼さんが不思議なことにモノポイントアイゼンを2つ持参しておりそれを借りることに。しかし瀬沼さんのアイゼンが馬鹿でかすぎてサイズが合わず。赤岳鉱泉に泣きつくも、アイスキャンディ以外でのレンタルは出来ないと返答され、思わず変な声出た。
結局、瀬沼さんのアイゼンを海保さんが、そして海保さんのアイゼンを私が使うという形でアイゼンのサイズに関しては問題なく使えるようになり、事なきを得た。
危うく鉱泉内にある漫画を全部読破してしまうところだった。

ファストパッキングに拍車がかかる世の中だが、そんな中アイゼンを2つ持参していた瀬沼さんには感謝しかない。

なんで持ってたの?

BD スティンガー


無事に全員で裏同心ルンゼへ。


裏同心はたくさんのクライマーで賑わっていた。
「フリーソロで。」と意気込んでいたが、先週の小同心クラックでコテンパンにやられ、正直まだバイルともアイゼンとも友達になれてない感が凄かったのでロープを出してもらった。
初っ端からフリーソロ達成ならず。

左のラインは傾斜が緩かったのでロープは必要なかったなと反省。
しかし久々のアイスはドキドキだがやはり楽しい。


F2は雪で大部分が埋もれてしまっていた。



抜け口が怖い〜。
ただ抜け口でモタモタしているとその無様な姿を動画に撮られたり、延々と写真を撮ってきたりとカメラ小僧たちにもてあそばれるので早く抜けることをオススメする。


怪我明けの久米さんもバッチシ登ってました。


F3?4?5?は落氷にご注意。途中滝は2つほど埋まってしまって何がなんだかイマイチ分からず。


基本的なアイスの登り方を教えてもらい、F1以外はノーロープで登ることが出来た。
今月末の黄蓮谷もこれで少しは安心。

かな?


先週とは打って変わって好天の八ヶ岳。振り返れば中央アルプスをはじめとした山々がよく見える。
終始無風快晴でとても暖かい。


2つばかし滝が埋もれていたのもあってあっという間に終わってしまった裏同心ルンゼ。
この手前の左岸からもアイスで大同心基部へ行けるルートがあり、先行PTはそちらから行っていた。


恒例の雲稜チェックも行いながら通常通り大同心基部へ。


大同心稜のテラスでお昼休憩。
大同心稜を登ってくるより裏同心ルンゼから来たほうが楽だし楽しいのでは。

そして大同心から小同心ってこんな距離感だったのね。トラバースルートも取り付き中のクライマーもよく見える。先週は目の前の大同心ですらガスっててよく見えなかったのでビックリ。

こうやって過去の山行とリンクしていく楽しさも、登山の魅力の一つだと思いますの。

3p目登攀中の久米さん

大同心南稜は、瀬沼・久米/海保・山口で。

南稜は2級上なのでいけるだろうと1p目山口リードさせてもらう。
多分槍ヶ岳に登るほうが難しいんじゃなかろうか。ピカピカペツルにランナーをとり左上していって残置スリングで終了。


ドラツーでやってくるフォロー。
そして一言。
「オールリードでしょ?」

私に第六感が芽生えたのか、はたまた海保さんがサトラレなのかは分からないが先週同様何言うか完全に予知可能でした。

ってわけで南稜をオールリードさせてもらった。フォローの海保さんはオールドラツーだった。


暖かい日差しとロケーションの中、楽しい登りが続く。


瀬沼教官も久米さんの登攀を暖かく見守る。


2p目の出だしでちょっと震えたけどホールドも支点もたくさんあり、なんならピナクルで支点もとれるのでペーペーにはアイゼン登攀の良い練習ルートだった。
そしてモノポイントの岩場での強さよ。超登りやすい。


3pを終え、雲稜へは合流しないのでトラバースして懸垂地点へ行き南稜を終了。

懸垂地点。後ろには阿弥陀岳

とにかく天気が良かった。寝っ転がって寝れるポカポカ陽気。
明日別働隊が行く阿弥陀北西稜がよく見えていたが、この時間は陽が当たらなくて寒そうだ。


いい天気は最後まで続き、下山中もアーベントロートがとてもキレイだった。
天気の良い日だけ登っていても強くはなれないけれど、それでも山行日がいい天気だとやっぱり嬉しいし気持ちがいい。

しかし駐車場までの下山道は終始ツルツルスッテンテンの最悪状態で、最終的にバク宙決めながら落ちてった人いたから。
上ノ廊下へ行った時に、上ノ廊下遡行中は一切聞くことのなかった男性陣の悲鳴が木霊した雲ノ平でのツルツル木道がフラッシュバックした。あまりの危なさに私は雲ノ平でヘルメット装着したし。

今日みたいなコンディションだったらストックは必須で、慣れてない人はアイゼン履いたほうが安全だと思います。


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みんな翌日も休みだったみたいなのに、日帰り山行にお付き合い頂き本当にありがとうございました。