甲斐駒ケ岳 尾白川 黄蓮谷右俣(夏山合宿 沢登り) 前編

日付:2012年08月13日(月)~15日(水) 12日(日)夜発
天候:曇 時々 雨 時々晴
参加:高橋(CL、投稿)、伊三雄(SL)、彰治、塚越
行程: 竹宇駒ケ岳神社 ~ 尾白川渓谷道 ~ 不動滝 ~ 日向林道(終点まで) ~ 尾白川 ~ 黄蓮谷右俣 ~ 甲斐駒ケ岳 ~ 黒戸尾根 ~ 竹宇駒ケ岳神社 

Photo 
<https://picasaweb.google.com/110771324764284100517/2012081315_>


Commnent
前置き
本来は、8月11日(土)から黒部 上ノ廊下へ挑戦する予定だったが、天候が悪かったため、仕切り直して、尾白川 黄蓮谷へ予定を変更することに・・・。

8/12(日)
上ノ廊下を中止して、急遽 黄蓮谷に行くことにし、夜中に茅ヶ崎を出発。
行きの車ではドライバを除き、いつもどおり小宴会が行われる。
竹宇駒ケ岳神社の駐車場についたら星が出ていたので、明日からの山行に胸を膨らませながら仮眠。

8/13(月)
伊三雄さんがバイクで到着してからささっと準備をして、いざ出発。
竹宇駒ケ岳神社で安全祈願をしてから、尾白川渓谷道を歩き、次の目標地点 不動滝を目指す。
途中、綺麗な滝を拝むことができ、アップダウンは多いけど、テンポ良く歩いていく。
道中、見所のある滝が多いので飽きずに歩け、中でもスケールが大きい神蛇滝では、先は長いのに、思わずゆっくり休憩してしまった。
約1時間半で、不動滝に到着。
ここから廃道となった旧道で尾白川沿いに登っていく予定だったが、踏み跡が不明瞭だったので、日向林道まで登り(かなりの急登だった)、終点から尾白川に降りて入渓するルートへ変更。
ちなみに昔の遡行図では、日向林道終点まで車で入れると書いてあるが、今は土砂崩れ等で完全に廃道となっており、車では入れないので要注意。

林道終点からフィックス ロープで降りれば、いよいよ入渓地点。
期待できる予報ではなかったが、この辺からポツポツと降り出してしまった。
入渓直後から、それほど大きくはないが、綺麗なナメ滝が連続するので愉しく登れる。
今回自分はΣシューズを選択したが、岩は結構ヌメっているので、フェルトのシューズにしておくべきだったと後悔。
途中、伊三雄さんが投げてきた石が原因で滝で足を滑らせ、肋を強打して滝壺にドボン!
(その時はなんの痛みもなかったが、その日の午後からじわじわと・・・、下山後2日間は起き上がるのも辛い状態に。でも幸い骨に異常はなかった。)

途中、登れないような滝も出てくるが、探せば簡単に巻き道を見つけることができた。
しばらく歩くとようやく千丈の滝へ到着。
ここに滝を目の前にした良い幕営地があり、ついつい甘えそうになったが、明日のことも考えて、もうひと踏ん張りすることに。
千丈の滝の巻き道は分かりにくいが、少し登って探せば、小さい石碑とその脇を通る踏み跡が出てくる。
沢に戻って少し進むと、正面に大きなガレ場、左に坊主の滝が見える地点へ。
ここには8月にも関わらず大きな雪渓が残っていた。
ここで、時間切れで降りてきた佐世保からの3人組と出合い、坊主の滝の巻き道情報を頂くことができ、非常に役に立ちました。有難うございました。

この日は、「雪渓間近で寒い」という意見を聞かない伊三雄さんの一存(?)で、この場所で幕営することに。
(やっぱり寒かったけど、良い場所でした。)
タープを張り、焚火を起こしたら、早速乾杯。
自分にとっては初の沢泊で、夜には雷雨、それ以上に騒がしい彰治さん等々ありましたが、しっかり休めました。

後編へ

0 件のコメント:

コメントを投稿