20141026 遭難対策 読図山行

メンバー:渡邉 岡田 橋元 早川真子 重盛 大手 丸島 原田 平林 森田 増田 早川浩二 伊三雄(投稿)

アルバム:https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/6074682709571654193?banner=pwa


集合場所:西丹沢自然教室 7:00集合

コース:自然教室スタート~大滝キャンプ場入口~指定コース~屏風岩山~畦が丸山頂~途中より指定コース~1119mピーク~1033ピーク~林道~自然教室(ゴール)

班分け:
1班:CL渡邉、大手、丸島、橋元
2班:CL平林、早川真子、原口
3班:CL岡田、増田、森田
4班:CL早川浩二、重盛、伊三雄

今回の山行は、地形図とコンパスの使い方、読み方の習得を目的に計画した。
この山行で、各自が地形図とコンパスの使い方や重要性をわかってもらえれば大成功である。
出来れば、個人的に勇気を出して1人で挑戦すれば、緊張感が出て、もっと勉強になるかもしれません。機会があれば挑戦してください。

ルール
①各班、10分の間を入れてスタートしました。(自然教室標高、540mを高度計でチェック、調整)
②地形図上にある各ポイント(9箇所)で到着時の無線連絡、到着時間と出発時間のメモ、及び写真撮影。
③道に迷ったときは、無線連絡、及び元来た道に戻る。
④畦が丸山頂で全員集合。
⑤下山は、渡邉君、平林君、早川浩二君の3名のリード(判断)で下山。

(スタート前の集合写真)

                紅葉が綺麗!
                    立派な箒杉



                大滝キャンプ場入口

ここまでは、道路をてくてく30分。ここから先がポイントになる登山口です。
地形図とコンパスでしっかり確認にて進みます。

 林道から指定コースへ!
 こんな良い所もありました!


No.2ポイントの屏風岩山山頂!

屏風岩山の山頂で一休みして次のポイントん進みます。



No.3ポイント大滝峠(東海自然歩道分岐点)
まだまだ先が長い!




畦が丸山頂で昼食をとり一休み。

ここから後半のスタート
1119mピーク(指定コース途中のチェックポイント)


1033m善六山!?

天気が少し怪しくなってきました。雨が降らないように祈りながら下山します。

 下山路後半は急斜面を下降、最後はロープを出しました。
最後の最後は、白石沢を渡って林道へ!

15:00、全員無事に西丹沢自然教室にゴール!お疲れ様でした。
最後は全員集合し、今回の山行について反省会を行い、15:20解散しました。
みなさん、お疲れ様でした。

2014/10/19 谷川岳マチガ沢-東南稜

2014/10/19(日)
天候 快晴 
参加 岡田(CL)、伊三雄、武藤、原口、齋藤、山口、平林(投稿)
Photohttps://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/6072057784706729361?banner=pwa

登山指導センター4:00~第1見晴台から入渓5:45~8:45東南稜取り付き9:20~12:30オキノ耳12:55~15:20ロープウェイ乗り場』

この日は武藤さんと原口さんも合流して総勢7名でアドレナリンを沸騰させることになりました!!
ヘッドランプを照らして巌剛新道を登っている時すでにヒーハーしましたが入渓して遡行を開始すると息が整ってきます。


岸壁に写るモルゲンロートと紅葉のコントラストがとても美しかったです。

マチガ沢の遡行は足首から上は濡れることなく進むことが出来ました。


危険個所はロープを出して安全を確保して登ります。

実際に以前滑落して搬送されたパーティがいたそうです。。。
本日も前日に引き続き、コンディションは最高です!



一列な所をボカーンと激写!!



途中で東南稜取り付きまでのルートが正しいのかどうか何度か確認をしながら進んでいたら、あら不思議。。。

入渓から3時間、目の前に取り付き地点がドーンとお目見えですっ!
人生初の本チャンデビューということで、デビル伊三雄さん&武藤さんにイジられる中、高なる鼓動と込み上げる想いが上昇!!
メンバー編成は、

①岡田さん&齋藤さん
②伊三雄さん&山口さん&平林
③武藤さん&原口さん

1P目(Ⅳ級)、齋藤さんがガツンとロープを伸ばしていきます。


優しく見守る武藤さんは山との一体感を肌で感じています。



岡田さんが出発して、1P目は自分がリードさせていただきました。



核心部分の狭い凹角はヌルヌルしていて嫌な感じで岡田さんが突破してから自分が突破するまで時間がかかってしまいました。

この時、ヌンチャクをかける際にA0して体を保持してしまいました。
1P目終了点で伊三雄さん山口さんを迎えるとすぐに武藤さん原口さんが登ってきました。

2P目(Ⅳ級-)、ここは2回に分けて続けて伊三雄さんリード。
最初の右へのトラバースが怖かったですが以降はホールド、スタンス共に豊富な感じで楽しく登れました。


3P目(Ⅱ級)、平林リードでアスレチック気分で登ることができました。この時終了点間際でロープの流れが悪くなるようなクリップをしてしまい、こういう場合はどうすれば良いのか後で伊三雄さんに教えていただきました。



ここまで来ると登山道が『世界まる見え谷川岳』状態です。



3P目終了点から原口さん、武藤さん、山口さん。



ここからは稜線を5分ほど登って先に到着している岡田さんと齋藤さんに手を振りつつ、12時半にオキノ耳近くに全員が揃いました。

山頂付近は登山者で一杯でした。やはり紅葉シーズンということも関係しているのでしょうか。

全員で記念撮影♪


ロープウェイまでの下山は渋滞に捕まりながら、サクサクと歩きましたがロープウェイ乗り場に到着すれば長蛇の列!!



1時間20分並んでロープウェイに乗り込みました。。。

この1時間20分の待ち時間が一番疲れたと言っても清少納言…じゃなくて過言ではないでしょう。。。
風は冷たく、体が完全に冷え切ってしまいました。

下山後は温泉マイスター齋藤さん提案、湯の陣に直行!
これがまた…
タマランチ会長ぉぉぉぉ!!でした。
http://www.itoenhotel.com/search_hotel/hotellist/823_yunojin/823_yunojin/tabid/206/Default.aspx


谷川岳本チャンということで数日前から緊張してたのですが、登り始めれば素晴らしいコンディションに心強いメンバーの方々の存在で解放感と最高に充実した時間を過ごすことが出来ました。

山岳会に入って一つの目標だった谷川岳登攀を経験できて非常に満足しています。

ただ、学ばなければいけないことは星の数ほどあってそれらを着実に身につけていきたいと思わせてくれる山行でもありました。
いつかは今回のような山行を、岡田さんのように自分で計画を立てて実行に移せるようになりたいです。

計画、準備と心配り岡田さん
車の運転、登攀サポート伊三雄さん
登攀サポート、見守り武藤さん
ルート見極め、終了点レクチャー齋藤さん
登攀中の声かけ原口さん
一緒に登ったバディ山口さん

皆さん、本当にありがとうございました。

2014/10/18(土) 米子沢


日付:2014/10/18(土) 天候:快晴  参加:岡田(CL)、水島(伊)、斉藤、平林、山口(美)(投稿) 
Photo album : https://plus.google.com/photos/110771324764284100517/albums/6072048012488972209

金曜日の夜10時、伊三雄さんに辻堂駅まで迎えに来て頂きました。
その後、岡田さんと待ち合わせをする際に、私が会社の岡田さんに電話を掛けてしまうという(しかも、本社の人事の方!)大失態を繰り出すも、無事に合流することができ巻機山登山口(桜坂駐車場)へ向います。

2:00前に到着し、テントを張って2時間程仮眠を取りました。
それにしても寒いです!天気予報で土曜日の明け方はこの秋一番の冷え込みと言っていましたが、確かにその通りでした。
この寒さの中、沢に行くのか〜と思いつつ、05:15に出発です。
斉藤さん、輝いています!
林道を20分くらい歩き、沢の取り付きに出ました。しばらく、ゴーロ帯を歩きます。
紅葉がとてもキレイです!米子沢沿いの一帯は恐らく、紅葉のトップシーズンでした。
ゴーロが終わると、ナメが出て来ました。
沢の中腹のナメはそこそこ斜度があり、怖かったです。。。
伊三雄さんに「自分の足をもっと、信用しないと!」とアドバイスを頂きますが、
なかなか信用できません(泣)


平林さん、ガッツポーズ!!
写真では解りにくいですが、「ここで写真を!?」というナメの上です。

斉藤さんは余裕そうですが、山口は精一杯の笑顔です。 

ナメが一段落すると、ゴルシュ帯に突入します。紅葉とゴルシュ滝のコントラストが大変美しいです。
この滝は右を行ったと思われます。
振り返ると紅葉が素晴らしいです!
ゴルシュが終わってからの、最後の二段滝です。左から登ります。
米子沢のクライマックスという大ナメに出ました。
一気に展望が開けます。(ここからはナメが緩くなります。ちょっと安心。。。)

沢を詰めて、詰めて、

あとちょっと!最後の二俣を左に行くと、沢の終着点です。


ゴール付近の岡田さんと伊三雄さんです!
沢の始まる場所なのですが、こんな所なのか〜と感心しました。

斉藤さんの後ろが避難小屋です。
「沢をつめるとあっさりと避難小屋に出る。」と書いてありましたが、本当にあっさりでした。
この地点に10:30に到着しました。

避難小屋から頂上までも以外と近く、11:00には巻機山の山頂に着きました!
記念写真です!!頂上でお昼を食べ、下山します。
巻機山の一般登山道は非常に良く整備されており、登山というよりもトレッキングという感じでした。
階段状に整備されている箇所がたくさんありました。

登山口付近はしらびそ(?)の木が紅葉していました。桜坂駐車場に14:15に帰って来ました。
今回の米子沢は本当に紅葉尽くしでした!

本日もみなさんにフォローして頂き、無事に山行を終えることが出来ました。
特に伊三雄さん、遡行中に足下を見てくださり、ありがとうございました!

下山後、斉藤さんが以前米子沢に来た時に行かれたという、越後湯沢駅前の「山の湯」(スゴい、良いお湯でした!)でお風呂に入り、特大マイタケ天ぷらで有名な「しんばし」で夕飯を食べました。
食べきれないくらい天ぷらが出て来たので、斉藤さんと平林さんが食べてくださることに。
食べ過ぎて、斉藤さんが「お腹痛い...。」とおっしゃていたのが大変印象的でした。

次の日はいよいよマチガ沢東南稜で初めてのアルパインクライミングです。
この日は谷川岳の登山指導センターに泊まることになりました。

明日の支度をしていると、パトカーがセンターの前に止まりました。
なんだろう?と思っていると、どうやら崩落があったらしく、クライマーの方が怪我をされたとのことでした。

指導センターの中に緊張が走ります。。。

明日は大丈夫かなぁ...という不安を残しながら、眠りに付きました。
という訳で、明日に続きます!