①北アルプス・裏銀座縦走(七倉山荘〜高瀬ダム〜烏帽子〜雲ノ平〜双六〜新穂高温泉)

200名山・烏帽子岳

2015年9月、シルバーウィーク
テント泊装備で裏銀座縦走は自分にはまだ早いかと、直前の直前まで不安で押しつぶされそうだったけど、結果としてこの秋最高の思い出をつくることができました。
天気・名峰・人、全てが味方してくれた4日間、もう新しく語ることはないってくらい全部書き連ねます。(長文注意)



***

日程:2015年9月19日(土)〜9月22日(火)
参加:山口E
天候:晴れ
アルバム


2015年9月19日(土)
1日目:七倉山荘〜高瀬ダム〜烏帽子小屋〜烏帽子岳〜烏帽子小屋

当初、5泊6日の予定で計画を立てていた裏銀座縦走があれよあれよと3泊4日に変更となってルートと荷物の見直しをすることに。
出発日を1日遅らせることになって、空いた1日で気付いたら登山靴とか新しく買ってた。縦走前日に買うって博打だよな。

毎日あるぺん号集合場所

これからそれぞれの登山口に向かう登山客で賑わう毎日新聞社前。
受付の時間までみんなのウェアやギアを見て今後の参考にする、楽しい時間。


七倉山荘には3:45に到着。
星空が見事だったけど、これから始まる登山に心臓がバクバクしてて写真とか撮ってる場合じゃなくもう本当にチラ見でごちそうさま。

七倉山荘前は、毎日あるぺん号で来た登山客とマイカー組とでかなりごった返していた。
シルバーウィーク凄い。


高瀬ダムへ続く道はゲートで塞がれており、今の時期は6:30まで開かず、タクシーで乗り入れることは出来ない。
歩くのは好きなので、準備を整え4:00に高瀬ダムへ向け徒歩で進んだ。


トンネル内はしばらく電気もつかないのでヘッデン必須。
シルバーウィークで人も多いから平気だけど、これ普段だったら気味悪いだろうな。

長いトンネルを抜けると道が二手に別れており、私の前を歩いていたハイカー2組は左手に進んでいった。
が、そっちは関係者以外立ち入り禁止と書かれてるので、悩んだあげく、私は後ろからきた2人組みと真っ直ぐ進むことに。結果こっちが正解。

直進してください
まだ遊ぶ余裕があった頃

3人分の明かりと会話でトンネル内も随分明るくなった。

高瀬ダムに近づくにつれつづら折りの道が続き、案の定私がへばったので元気ハツラツな二人と別れて、一人ヨボヨボ歩いていく。
もーとにかく信じられないくらいザックが重い。
出発直前にパッキングが終わったので重量とか測れてないけど、確実に分かることはパッキング失敗した。
一眼レフとか持ってこなきゃ良かった。山賊とか水泳選手とか現れて、この一眼レフ盗んでくれないかな、とか思いながらクネクネ登っていく。

七倉山荘を出てからちょうど1時間で高瀬ダムに到着。
本来ここまでタクシーで上がれるので、いわゆる裏銀座のスタート地点についたんだけど、私の中ではもうフィナーレを迎えており、盛大なBGMと共にスタッフロールが流れている状況。
ここからスタートとか・・・リアリー?


1週間前の大雨の影響で濁沢橋が崩壊して通行できないと信濃大町のHPにアップされていたけど土砂できちんとした道が出来ていてなんなく通行できた。
ちなみに高瀬ダムは崩壊が進んでいて、現在の水位もかなり浅く、将来的に完全に埋まってしまうとか。
高瀬ダムの影響で地下水位が上昇し、周りの山の地盤が緩み、裏銀座コースの西側で崩落が加速、その土砂がまた高瀬ダムに流入する悪循環がおきてるそうな。
直前にまるまる本で得た知識もこうして生で見てみると実感できる。


北アルプス裏銀座登山口
ここから始まるは、日本三大急登の一つ、ブナ立尾根。
まぁ言ってもそこまで用心する必要はないかな、と思っていた。そう、ザックを背負うまでは。
登りの一歩目で、これはただ事じゃないぞって直感した。

もーね、激震、本当にひどい。自分でもビックリするくらい登れなくて、敗退の2文字が頭をよぎる。っていうか居座ってる。
どれくらいひどいかと言うと、身につけてる熊鈴が鳴らない、スピードが遅すぎて。
後ろからくるハイカーは黒電話の如くリンリン鳴らしてぶち抜いていくというのに。

紅葉もちらほら

ブナ立尾根にはほぼ第一グループとして入山したのに1〜2時間後くらいには数十人に抜かれていって・・・って、あれ?こんなに七倉から歩いてきてたの?と疑問に思い、もしやあなたは・・・って話しかけてみたら、この時期は通常6:30に高瀬ダムへのゲートが開くのが、連休だからってことで1時間前倒しの5:30にオープンしたらしい。
ってことでタクシー組普通にもう来てた。こんにちは。

おいおいおいおおい、烏帽子小屋のテン場は20張とか書かれちゃってるけどこれダメじゃない?
もう焦る焦る。テント初なので、うまいこと隙間を見つけてそこに設営、みたいな匠の技とか披露できない。ぶっちゃけペグダウンとか未知の領域。
まぁ焦れどもスピードは出ず、へばりにへばりまくってブナ立尾根にある腰掛けられる木や岩にはほとんど腰掛けながら登った。



ブナ立尾根はカウントダウン方式で、12からゴールの1までの表札がお出迎えしてくれる。
それぞれの間隔は大体30分ずつくらいだったかな?鈍足タイム的に。

6番に出たところから強い風が吹き荒れて手が痺れる。私の熊鈴も風の煽りを受けてようやく鳴るようになり、熊鈴のやる気だけ凄いことに。
鳴らないと寂しいけど鳴ったら鳴ったでうるさいから堪らずロックをかける。
こんなに人がいりゃクマも来ないでしょう。


もがき苦しみながら登ることちょうど5時間、やっと烏帽子小屋に到着。あー、しんど。
テント受付してテン場に行くと割と空いていてホッと一安心。
しかもブナ立尾根で会った人がテントデビューの私を気遣って、凄く良い場所を取っておいてくれていた。
テントを張る時も手取り足取りで教えてくれて無事立派な寝床が完成。

新品のアライテント・エアライズ

早速マット敷いてシュラフに抱きついてみるけど、なにこれー自室より超落ち着くー。

時間もたっぷりあるし、のんびり烏帽子岳にでも行きますか、とテン場の隣人さんたちと一緒に向かう。ペースが一番遅いので私が先頭で。
日差しが強烈でたまらず日焼け止めを塗ったけど、これが4日間で最初で最後の日焼け止めだった。


烏帽子岳に向かっていって最初にご対面するトンガリ野郎は前烏帽子ってやつで、烏帽子岳の前衛みたい。
前烏帽子も結構立派なんだけど、その前烏帽子に登ると姿を表す、総本山・烏帽子岳には度肝を抜かれた。

かっこいい。




烏帽子岳とか完全にノーマークだったけど、圧倒的存在感で思わず超痺れる。
その様相にテンション上がって右側に見えている針ノ木岳のことを、わー!剱岳だー!ってみんなで間違える始末。
そのまま、わー剱岳だーって右側だけ見ながら進んでいたら、分岐点で左に行くところをそのまま右に進んでた。
気付いた時には圧倒的存在感の烏帽子岳が視界から完全に消えてたから。

どうやら四十八池という方に進んでしまっていたようで、もう本当に申し訳ありません。
そうしたら四十八池も有名だから見て行こうよってフォローしてくれてそのまま進んでいくんだけど、なんていうかな、池はたくさんあれども規模とか雰囲気が小学校にある観察池みたいな感じで、すぐに「もういいよね・・・?」ってなって引き返した。
グループ登山の先頭は責任重大。

四十八池

四十八池から戻っている時に撮った烏帽子岳

だいぶ四十八池の方に迷い込んでたみたいで、3〜40分ロスしたと思う。
正しいルートに戻って行く時に、こんなに・・・こんなに戻るの!?って何度もびっくりした。

分岐

いやー、看板あったんだー、針ノ木岳めー。


気を取り直して烏帽子岳。

鎖場

鎖場が出てくるけど鎖使わない方が登りやすいかな。
あと写真に写ってないけど左の方に岩を削ってステップが作られてるコースもあってそっちのほうが更に登りやすいと思う。
自分も含めてみんな鎖場から登っていたので軽く渋滞になった。

烏帽子岳山頂へ

山頂はかなり狭い。
女3人で一緒に行ったんだけど、山頂はそれでギリギリだった。

ちなみに本当のピークはこの上。


いかにも元気な感じの若い男の子がここに登ってやるぜーって張り切ってたんだけど結局震えてたのでまぁ皆さんも無理しないでください。


黄緑色の人がいるところが山頂で、人が多くいる手前のところは、大きな一枚岩になっていて斜めってるけど景色も最高で座ってのんびりするのにいい場所だった。

水晶岳がよく見える

持ち手もあるので高いところが苦手な人はずっと掴んでましょう。

しばらくみんなで景色見てボーッとしてたんだけどだんだん冷えてきたので下山することに。
前烏帽子に着いた時に振り返って烏帽子岳を見てみたけど本当にかっこいい山だったな。

テン場

だんだん混んできた。午前中でほぼ満杯になって、三ツ岳方面の稜線沿いに設営してる人もいた。

テン場に戻って軽くご飯食べて割とお腹いっぱいになったんだけど荷物を少しでも減らしたいので再度無理やり食べる。


このストーブ新品ピカピカなのに着火せず。
真顔で着火のボタン連打してもガスの臭いが漂うのみで、ブーブー文句たれてたら隣人さんがライターくれた。
烏帽子小屋にマッチもライターも売ってなかったから本当に助かった。

ありがてぇありがてぇ、言いながらフリーズドライのカルボナーラパスタと蟹スープ作ってたんだけど気付いたら、カルボナーラスープと蟹パスタが出来上がっててビックリした。ミラクル。
蟹パスタの味のなさったら本当に凄かった。


夜行バスでろくに寝てない登山初日なので、17:30には気絶するように就寝。


***

2015年9月20日(日)
2日目:烏帽子小屋〜野口五郎岳〜真砂岳〜水晶小屋〜ワリモ北分岐〜祖父岳〜雲ノ平

2日目は2:00に起床。

ガスり気味で満点の星空とはいかず。
テン場の近くに展望の望めるスペースがあったけど行く気にはなれずにテントの前で少し写真撮って終了。


テント撤収時に結露もそんななかったので、楽勝楽勝って余裕こいてフライシートひっぺがしてみたら、テント本体にガガンボが大量発生してて朝っぱらから漏らしかけた。
光に集まったのか、暖かさに集まったのか・・・3泊してこの日だけだったから今でも謎。
ちなみにガガンボの寿命は約10日らしいです。この時のガガンボ達がもうこの世にいないだなんて。。


3:30に出る予定だったけどどガガンボ要塞に狼狽えてたら、結局4:00過ぎちゃった。
テン場から野口五郎方面の道が少し分かりにくくて、後ろから来たおばあちゃんと二人で一緒にてこずった。
ちなみにこのおばあちゃん、昨日のブナ立尾根で私と抜きつ抜かれつのデッドヒートを繰り広げた方でして、今のところこの縦走で一番のライバルと言ってもいい。
今日はスタートから一緒とは、まさに宿命。なんて熱い舞台が用意されたもんだ。
先に言っちゃうとマジで水晶小屋まで抜きつ抜かれつだった。
若さとは一体。


んでもって三ツ岳の登りが地味にきつい。

たまたま自分の前には人がおらず少し怖い。
でも後ろを振り向けば、出来ている光の道標。
その多さに安堵感を得て目指すは300名山・野口五郎岳。


この文字書いた人センスあるよなぁ。超おしゃれ。
野口五郎フォントとしてダウンロードさせてほしい。


 出発時間が遅かったので、あまり良いところで御来光は見れないな、と諦めていたけど、なんだだかんだ割と良いところで見ることが出来た。
爆速で駆け抜けていく他の登山者も立ち止まって眺めている。

朝日を浴びて更に赤くなる赤牛岳

気持ちのいい裏銀座縦走コース

烏帽子のテン場出発から約3時間、7:00に野口五郎小屋に到着。
もう本当に天気が良い。空が青黒い。


時間も押してるので休憩せずにゴローちゃんへ。
野口五郎岳への道中は名前の由来の通り、本当にゴーロゴロ。
こういう道好きじゃないわー怖いわー。
でも次第に茅ヶ崎海岸のテトラポッドみたいだな、とか思い始めて。
テトラポッドの上を駆け回ってフナムシと戯れたあの頃は随分元気だったよな、とか標高3000m近い地点で少し昔を思い出した。


7:20に野口五郎岳に到着。
休憩なしで登ってきてたのでここで大休憩。
お腹すいたら嫌だなとか思って6個入りのパンとか菓子パンとか大量に持ってきた初心者あるあるなので、このにっくき重量を胃に詰め込む。美味い。

20分くらいここで、パン食べて景色見て写真撮ってパン食べてパン食べて過ごした。

ここから真砂岳を経由して水晶岳へと向かっていく。

五郎池

五郎池全貌

山々が織りなす自然の形がおもしろい

真砂岳を越えたあたりから鎖場とか足場の悪いところが多くライバル(おばあちゃん)の様子が超気になる。


おばあちゃんが渡り終えたのを確認して私も先を行き、私がルートを間違えているのをおばあちゃんが後ろから違うわよって教えてくれてライバルというかもう最高のバディじゃん?
そんなバディも、今日は三俣山荘までの予定だったけどちょっと無理そう・・・って、小さい身体を更に小さくしてしょぼくれるもんだからバディとして励ましてやらねばと思ったんだけど、正直おばあちゃんの気持ち痛いほどわかるわー。
私も雲ノ平これ本当に行けるー?バテバテだし時間も大分押している。

私たちのゴールは水晶小屋だよね、ってバディと話をして先に進む。
パンを数個食べただけじゃ解決出来ない問題と重さを背負いながら。


集中力も本当に切れそうで、右の靴下穴あいてる?とか雑念が押し寄せる中、やっとこさ水晶小屋が見えてきた。ちなみにこのキュートな後ろ姿がバディ。


この登りを越えたらやっと、やっと水晶小屋につく。


と思って越えてみたらこの景色が広がってて変な声出た。
水晶小屋、遥か彼方だった。

これで集中力が完全に切れまして、ここから水晶小屋までの1時間は「靴下に穴があいているかも」って思い続けたことしか記憶がない。



烏帽子小屋をスタートして約6時間半、10:40に水晶小屋到着。
へっとへとで何か食べようとメニューを見たら、目に止まる「力汁 ¥1,000」

おもち2個入り(確か)

力汁食べてたらバディと再会。やっぱり今日はここに泊まるそうで、三俣まで行けなくてごめんね、って謝られた(不甲斐なくてってことなのかな?そんなことないのにね)。でも水晶岳には行こうと思うの、あなたも行くでしょ?って言うから、うん、この力汁食べたら、って返したら、じゃあ先に上で待ってるね、って。

いやーこの力汁が美味いのなんのって。こんなに美味い山の飯があったのかってくらいで、胃の底から水晶小屋、いや、水晶岳を満喫した。これはもう水晶岳を登ったも同然じゃないかと。ほら、時間も時間だし、雲ノ平もかなり混んでるって噂だしね?私の水晶岳はこの力汁だ!って。


そうなんです。私、水晶岳行きませんでした。謝らなきゃいけないのはどう考えても私の方です。おばあちゃん、ごめんなさい。

二日目の本来の行程は、水晶小屋に荷物デポって水晶岳へ行き、荷物回収してワリモ北分岐へ、そこでまた荷物デポってワリモ岳、鷲羽岳をピークハント、分岐へ戻りそこから雲ノ平って予定だったけどもうすっ飛ばします。当便は雲ノ平直行便へと変更致しました。

時間がない!今回の縦走で何を一番恐れているかってテントが張れないってことなので!路頭に迷うのはごめんなのよ。



ワリモ北分岐で、三俣山荘へ行く多くの人たちに別れを告げて、祖父岳(じいだけ)を経由して秘境・雲ノ平へ。

裏銀座縦走の王道ルートは烏帽子→三俣→槍なんだろうけど、今回私は烏帽子→雲ノ平→双六を選びました。
どうしても雲ノ平に行きたかったのと、シルバーウィークの激混み槍ヶ岳を選択する勇気が出なかったので。テン場競争とか余裕で負けるし、まだ槍ヶ岳に登ったことがなくて、今このタイミングじゃないかなとも思って。


今回は槍を眺める縦走に徹します。

というわけでルートについて少し語りましたが、聞いてほしい。実はワリモ北分岐あたりから正直腹が痛い。
これから祖父岳をピークハントしなくちゃいけないんだけど、なんなら私の腹の方が先にピーク迎えるかもしれない。

結局、ワリモ北分岐から祖父岳までCT40分のところ1時間半かかりました。

まぁこれには、途中でストッパを飲んで薬が効くまでの間、スペースのあるところでウーウー唸りながらうずくまっていたら、なんだなんだとハイカーが集まってきて、「怪我?動ける?救助呼ぶ?」って、絶体絶命の展開に持ち込まれた20代・女の悲しきエピソードが含まれているわけです。


救助て。


登山をやってて一番危なかったことは?って絶対に聞かれる質問だけど、これです。私は、これです。
もはや「登山」という枠を飛び越えて、「人生」というカテゴリーで語りたい。
お腹痛い時に背中さすられた時の危険度たるや、ジャンダルム超えちゃってたんじゃない?


祖父岳を越え、雲ノ平へは下って行くのみ。でもガレガレなので尻餅ついてすっ転んだ。
ら、前を歩いていたハイカー♂に手を差し伸べられるというラッキーイベントをいただきつつ、ついに辿り着いた雲ノ平木道分岐。
多くのハイカーが泣かされてきたであろう、雲ノ平を取り囲むようにグルンと作られた道のりで、直進できれば・・・させていただければ雲ノ平まで10分くらいが、植生保護のため30分(私は1時間)迂回しなくちゃいけないのだ。


山荘からキャンプ場までも遠い

簡単には辿り着かせないぞっていう、秘境・雲ノ平の強い意志みたいなもんを感じる。
でも迂回路のおかげでダイナミックな水晶岳とご対面できる。

色がビビッドになりすぎちゃった

想像してたより随分遠くてね。
このまま薬師岳に着いてしまうんじゃ、とか若干不安になった。

所謂「雲ノ平」に着いてからもテント受付のための雲ノ平山荘が遠くてね。
その辺にザックをデポってテントの受付をしにいくことに。
ザック下ろしたら身体が軽いのなんのって。もう勝手に身体が走り出しちゃって、木道の歩きやすい道もあってこの勢い止まんない。
そうしたら一箇所だけ固定がゆるんでる板があり、木道がシーソーみたいな動きになって黒ひげ危機一髪みたいにすげー勢いで身体が吹っ飛ぶかと思った。

テント受付は山荘の外でやってるって知らなくて10分くらい小屋泊の列に並んでしまった。
そのついでにジュースとポテチと翌日分のパンを購入して、雲ノ平を満喫するぞ!と意気込む。
混んでるようで、ジュース・お酒類は一人一本まで。

トイレや水場が近いキャンプ場はもう大分混んでるし、というかそこまで行く元気なかったのでトイレからは遠いけど雲ノ平の出入り口に近めの上の方に設営した。
少し張り難かったけど、目の前に大きな岩があって超特等席。


ここに座っておやつタイム。

右の稜線はドコモが通じるドコモ岳って呼ばれてるらしい

そして気付けば夕日タイム。

雲ノ平全く散策してない。
噂によるとアラスカ庭園とかスイス庭園とか、祖母岳ってのもあるというのに。
岩の上に座ってポテチ食べながら話してたらあっという間に日が沈んだ。到着したのも遅かったしな。

人間はすぐに忘れちゃうから、今じゃもうこの時のクタクタっぷりを如実に思い出すことは出来なくて、あーなんてもったいないって思うけど、この時は大好きな散策も出来ないほど疲れてたんだろうなぁ。


裏銀座縦走二日目、予定行程時間約11時間。
でも上手いこといかず、水晶岳、ワリモ岳、鷲羽岳と3つのピークをすっ飛ばしてきて、それでも実際にかかった時間は10時間半。

いやー、甘かった。
自分には一般的なCTが10時間越えのルートはまだ無理ってことが今日でだいぶ分かった。反省。


明日のコースを確認しながら夕飯食べてたらまたお腹の調子が悪くて速攻で最後の薬を飲んだ。
正直、祖父岳でお腹ピークハントされた時は、力汁か・・・って100%信じて疑わなかったけどどうやら私のハイドレーションの水がアウトっぽい。
なんか酸っぱいなって思ってたけど、まぁクエン酸溶かしてるし、みたいな。なんならこの酸っぱさが身体に効くわーみたいな。

日増しに秋の深まりを感じる今日この頃、朝晩の冷え込みも次第に強くなっておりますがハイドレーションの中身はこまめに変えましょう。


長くなったので記事を分けます。
(裏銀座縦走PART2はこちら。)

***


<1日目CT>
七倉山荘4:05-5:05高瀬ダム5:06-10:05烏帽子小屋11:10-13:00烏帽子岳13:30-14:00烏帽子小屋

烏帽子のテン場は¥800、水500ml¥100
小屋・テント泊以外の人はトイレ利用¥100
小屋での料理はありませんでした。

<2日目CT>
烏帽子小屋4:20-7:20野口五郎岳7:40-9:35東沢乗越9:36-10:40水晶小屋11:20-11:50ワリモ分岐11:55-13:25祖父岳13:30-13:45雲ノ平木道分岐13:46-14:45雲ノ平

雲ノ平のテン場は¥1000、水・トイレは無料。天然の水場がありジャブジャブもらえます。
小屋での食事は10:00~14:00までのみ。
トイレは心を無にして使いましょう。

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