昼闇山 山菜山行

日付 2016/5/14、15(土、日) 天候 14日曇り15日晴れ 参加 (CL)塚越、水島伊、斉藤、富澤、重森、新井、瀬沼、  水島一夫、kさん(投稿) 相原
茅ヶ崎山岳会恒例、山菜山行が今年もやってまいりました。おいしい山菜をつまみに酒を飲む為に、神奈川から車を往復700キロ走らせ新潟県の昼闇山へ行ってきました。今年は雪不足の為、山菜はとれるのでしょうか?
写真左に焼山の噴煙が見える。入山してしばらくすると、タラノ芽、ウドブキが我々を迎え入れてくれた。




 タラノ芽
 山菜を各自採っていく
そしてメインディッシュの行者ニンニクを採る為、山頂直下まで歩いていくが、今年は雪不足の為、昼闇谷の雪渓は繋がっておらず、沢登り状態で谷をつめていく。


こんなの10年に1度あるかないかというくらいのコンディションの悪さ。
個々の体力を考えると、全員が昼闇カールまで行くのは難しいという事で、相原、瀬沼、斉藤班が行者ニンニクを採りにいく。沢を高巻きし、支尾根から、行者ニンニクのある山頂直下へ
 行者ニンニクとビール最高の贅沢だ。
 山頂付近より焼山を見渡す
山頂までは藪漕ぎが半端なく苦痛でしかなかった。
しんどかったが、無事下山し宴会スタート
 今回採れた山菜ちゃん、行者ニンニク、こごみ、赤こごみ、ニリンソウ、ウド、ウドブキ、タラノメ、フキノトウ、ヨモギ、トリアシ。今年は雪不足の為、フキノトウ、コゴミが少なく、タラノメが多かった。
おっさん達の行者ニンニク入りの餃子作り。100個作りました。即完食。
各自、近くの焼山温泉に入り、夜まで宴会は続いた。小雨がぱらついたが気にしない。
各自適当に就寝。
翌朝は塚越リーダーの山菜の天ぷらを召し上がる。
 


 
朝っぱらからチロリアンブリッジをやってる暴走老人新井さん(笑)
今年も大好きな山で山の恵みをいただいてうまい酒が飲める楽しい山行になりました。
帰りは毎度おなじみ道の駅能生でカニを食って帰路につきました。みなさんお疲れ様でした。

三宅島クライミング

日付 2016/5/14(土)~15(日) 天候 晴れ 参加 宮崎(投稿) その他
 
 クライミングジム等(?)を通じて知り合ったクライミング仲間(大先輩達)と、三宅島クライミングに行ってきました。
 前夜の13日(金)に竹芝桟橋に集合して、橘丸に乗りました。22時30分に出港して、三宅島に翌5時に到着。寝台の特2等(8,970円也)を取っていただいてたので、ゆっくり寝ることができてよかったです。この橘丸、シャワールームも食堂もあり長時間の船旅も超快適でした。

 橘丸                
               

 

















 
 港に到着すると、本日宿泊予定の薄木荘からお迎えの車が来ていて、それに分乗し、民宿に着いてから朝食の時間(8時)までしばし仮眠させていただきました。この薄木荘は、三宅島の3つのクライミングエリア(PO壁、黒潮壁、富賀浜)に歩いていけるようで、クライマー御用達の宿らしいです。
  
  宿の猫

  宿の夕ご飯

  PO壁へのアプローチ
                 
 途中の看板





           
 朝食後、一番近いというPO壁に向かいました。島で最大のクライミングエリアらしく、海をバックに開けた景色も素晴らしいです。そして、誰もいない貸し切りの壁は、大きくて、とてもじゃないけど自分が登れるとは思えませんでした。
 私は、三宅島の初登ルート「MIYAKE INTRODUCTION(5.9)」を登ろうかと思っていたのですが、実際目の前にしてみると圧倒されてしまい、とりあえず、奥にある短いルートでアップしようということになり、「まずはここから(5.8)」を、トップロープで登らせてもらうも、足が滑る滑る。波で削られて岩がつるつるになってしまうみたいです。それに、あまり人も登らないからか、シオシオ。テラスに上がれば鳥の糞だらけだったり、クラックには石が詰まっていたりで、三宅のルートはグレード以上に厳しかった気がします・・・。

  「ギザギザ新五郎(5.8)」(左のルート)

 「アカコッコ(5.10a)
                        
             
 「築穴パン(5.9)」

 「ギザギザ新五郎(5.8)」(←登りやすかった)「築穴パン(5.9)」(←被りが核心)「アカコッコ(5.10a)」(ナチュプロで初めての激落ちを経験!)をリードしたり、張ってもらったトップロープで登ったり。この日の最後に「MYAKE INTRODUCTION(5.9)」をトップロープで登って終了しました。
 ところで、三宅島の気候ですが、日中は夏日で半袖になっても日向でビレイしていると熱射病になりそうなくらい暑く、快適に登れたのは朝と夕方の時間帯でした。
                                         
   「MYAKE INTRODUCTION(5.9)
  (右から2番目のくの字のライン)

 翌日もPO壁。東京へ向かう船が13時35分発のため、この日は早起きして、7時には岩場に到着。私は、朝一で「MIYAKE INTRODUCTION(5.9)」をRP。その後、お隣の「カラスバトマントル(10a)」(←鳥の糞だらけのテラスへのマントル返しが核心)を登らせてもらう。ベテランクライマーのSさんが「喜島三宅(10c)」を登りトップロープにしてくれたので、こちらも登らせてもらうも、ハング手前で敗退・・・。

    「喜島三宅(10c)」

 ようやく三宅島のツルツルの岩質にも慣れてきたところだったのですが、時間も迫ってきてたので、この辺でクライミングは終了しました。
 宿の人に港まで送ってもらい、お土産を買って帰途に着きました!今回は、全てが初めてづくしで新鮮でとても楽しかったです。行けなかったエリアや登れなかったルートがあるので、また、行きたいです。

    帰りに食べた名物のりべん

谷川岳雪上訓練

日付 2016/2/27(土) 天候 晴れ 参加 塚越、伊三雄、武藤、早川、穴井、吉野、久野、永田、河野、斉藤、岡田、宮崎(投稿)

 
遅くなりましたが、2月に谷川岳天神平スキー場の脇の斜面で行った遭対(雪上訓練)の報告です。
滑落停止、スタンディングアックスビレイ、雪洞作り、雪上支点(スノーボラード、土嚢袋、スノーバー、ピッケル)、ワカン歩行、等を行いました。
滑落停止やスタンディングアックスビレイは、雪山の基本技術ですが、使わないと忘れていることもあるので、
やっぱりシーズンに一度はおさらいをすることは大切ですね☆
私は、普段あまり使用しないワカンも付けるのに手間取ってしまいました・・・。(来シーズンまでに復習しておきます。)

空いている時間を利用して、興味のある一部男子は雪洞作りをしてました。
その横で、その他メンバーで、雪上支点の実験をしました。
縦に刺したスノーバーが一番弱かったです。その他の支点は、2~3人の体重ぐらいは支えられました。 

もう雪のシーズンは終了してしまいましたが、また来年もしっかり訓練して雪山に挑戦したいです☆